進撃の妹

12月生まれの下の娘は、もうすぐ2歳になります。

ご飯もこぼしながら自分で食べるようになりましたし、意思疎通も少しづつ図れるようになってきました。

好奇心旺盛で、なんでもやってみたい妹は、姉とは違い、ハラハラする事だらけです。

同じ親から生まれても、こんなに違うものなんだと、感心する事が多いです。

保育園で気丈な妹

ある時、保育士さんが、うずくまっている娘を見かけて、寄って見ると、目を抑えていたそうです。

他の子が振り回した手が娘に当たってしまったようで、痛かったらしく縮こまっていたのでした。

他の保育園の子たちは、痛かったりするとすぐに泣き出すのですが、娘はじっと泣かずに痛みに耐えていたようです。

幸い、その後異常はなく、大事には至りませんでしたが、痛くても泣かない1歳児もいるのだとびっくりしました。

姉の方は、痛いとすぐに大泣きしますし、妹も家では痛いと泣きます。

しかし、保育園と言う外の世界の妹は、泣かない子なのです。

その後、噛み癖のある他の園児に噛まれて、腕に歯型を付けられた時も、泣く事は一切なかったそうです。

ちょっと心配ではありますが、強い子になっているようです。

生まれながらに姉がいる妹

私も兄がいるのですが、当然物心つく前から当たり前にいる存在です。

しかし、兄にとっての私や、私の上の娘にとっての妹は後から入ってきた家族なのです。

私の兄は、おねだりをすぐする子供でした。

祖母と買い物に出かけ、一人だけおもちゃを買ってもらって帰ってきて、家で待っていた私が大泣きした事件がありました。

その時兄は、弟である私の存在など忘れていたのです。

姉も、スーパーなど買い物に一緒に行くと、お菓子をおねだりします。

そして時々、妹の分のお菓子を忘れます。

妹はまだわかっていないので泣いたりはしませんし、姉も「はんぶんこ」して食べます。

私の兄と違い、忘れるのが「時々」であるところが「すごい」と思っています。

妹は、しっかり姉の分も選びます。

それが妹にとって当たり前の事なのです。

妹の基準で2つ選んでしまうところが、また可愛らしいと思っています。

妹にとって、両親の愛情を姉と「はんぶんこ」する事は当たり前の事なのです。

姉は、私と遊んでいる時、つい夢中になって一人だけ楽しもうとします。

妹は、姉が終わるのをじっと待って、数回遊ぶとまた、姉と交代してくれます。

これも、姉にはなかった妹ならではの行動だと思います。

姉のまねをする妹

妹は、姉のすることは、自分も出来ると思っています。

姉が一人でご飯を食べていれば、自分も出来ると一生懸命スプーンを握ります。

食べる量より多いご飯をこぼしながら懸命に食べる様子がとてもかわいいです。

つい手を出したくなりますが、ぐっと我慢してわが子の成長を見守ります。

最近はとても上手になりましたが、口の周りがえらい事になっていて、それがまた可愛いものなのです。

ご飯だけでなく、服を着る事も、お風呂で体を洗うのも、トイレも、姉がやっている事に果敢に挑戦する妹は、とてもたくましいです。

最近は、車のドアを一人で開けようとしますが身長が足りず、悔しがっています。

成長の見本がすでにある妹は、姉よりもちょっとだけ早熟に育っている気がします。

どんなことも2回目な妹

姉は、比較的いたずらが少ない子でしたが、それでも色々な事をしでかして、怒られることがありました。

妹は好奇心旺盛で、姉よりもたくさん叱られています。

しかし、冷静になって考えてみると、確かにいたずらが多いのですが、1~2歳の頃の姉も、同じようにいたずらをしていたことがあり、時々記憶が混ざっている気がします。

なので、妹にとって初めてのいたずらでも、両親にとって2回目だったりするので、叱り方が強くなってしまう気がするのです。

コップからお茶をこぼすことも、実は姉よりも少ないと思っています。

育児に出てくるこのような「慣れ」は少し気を付ける必要があると考えています。

それでも、優しい妹

日常生活の中で「こんなにも姉妹で違うものなのか」と毎日驚きの連続です。

公園に行っても、一人で駆け出す妹とあわてて追いかける妻と姉を見ていると「やっぱり違うな」と思うものです。

しかし、姉が泣いているとき、頭を撫でに行ってあげたり、がんばって「痛いの痛いの飛んでけ」をやってあげたりする妹は、優しい所だけは姉に似ているのです。

人からは、よく「似ている」と言われる私の娘たち。

だけど、中身は全然ちがう姉妹。

これからも仲良く、よく似た姉妹に育ってほしいと願わずにはいられません。

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